BKOWが「カラウォ・イカット」を共同開発、SRIREP-RIHNプロジェクト研究員と日本戸塚刺繍協会がプレゼンターとして登場

現地ニュース記事から抜粋翻訳

BKOWが「カラウォ・イカット」を共同開発、SRIREP-RIHNプロジェクト研究員と日本戸塚刺繍協会がプレゼンターとして登場

2023年3月22日(水)

写真の説明:BKOW会長、UNG学長、日本からのプレゼンターとKarawo Ikat開発参加者

 

ゴロンタロ-ゴロンタロ州女性組織協力委員会(BKOW)は、伝統的なカラウォ・イカット刺繍の将来の持続可能性のために、ゴロンタロの女性による、女性のための地域のエンパワーメントとイノベーションのための希望をテーマにした最初のマルチセクター協力セミナーを開催しました。2023年3月21日(火)、ゴロンタロ市のグランドパレスコンベンションセンターで開催されました。

このセミナーでは、日本から、日本戸塚刺しゅう協会主催の師範代である嶋岡純子と、総合地球環境学研究所(RIHN)の「高負荷環境汚染問題に対処する持続可能な地域イノベーションの共創」SRIREPプロジェクトの博士研究員アンディ・パティワレ・メタラガクスマが講演を行いました。嶋岡氏が資料を渡す際には日本の大学の卒業生であるクスマ研究員が通訳として同行しました。

嶋岡氏は、世界の刺繍がアジアに入り、日本で発展するまでの歴史や、インド、ヨーロッパ、ポルトガル、ルーマニア、中国、東南アジアなど、世界の刺繍の成果を、自身の刺繍作品を交えて紹介しました。カラウォ・イカットは、今後も発展していく可能性があり、身近なところからアイデアを得て、新しいモチーフを生み出すことができれば、大きな可能性があると講演しました。

嶋岡氏による世界の刺繍に関する資料に加え、Hj Lailany Yahya氏によるカラウォの特徴やユニークさに関する資料もセミナー参加者に提供されました。最後に、アンディ・パティワレ・メタラガクスマ博士によるエシカル・ファッションについての話も提供され、セミナーは終了しました。

この活動は、セミナーに参加したゴロンタロ州立大学(UNG)の学長、Eduart Wolok博士からも高く評価されました。Eduart氏は、UNGと日本の協力関係は、Karawo Ikatを継続的に発展させるための大きな可能性を持っていると述べました。

「そして、このBKOWは、この機会に参加することができるはずです。今日のセミナーは、BKOWがKarawo Ikatの開発に真剣に取り組んでいることを示す一つの形です」とエドゥアルト氏は述べました。

一方、BKOWゴロンタロ州の議長であるDr.Hj Nurinda Rahimは、このセミナーからBKOWはカラウォ・イカットの職人に力を与えると語りました。

「これはBKOW理事会、すなわちカラウォ職人の活動家でもあるライラニー・ヤヒヤ女史のプログラムの一つでもあり、ゴロンタロ州のカラウォ・イカットの発展に非常に関心を寄せているのです。そして、私たちはこれからも応援していきます」と締めくくいました。(ワワン)

 

Original Post’s URL: https://go-pena.id/readmore/bkow-berkolaborasi-kembangkan-karawo-ikat-perwakilan-dari-proyek-srirep-rihn-dan-asosiasi-sulam-totsuka-jepang-hadir-sebagai-pemateri

インドネシア語バージョン